清水健太郎建築設計事務所

ふんわりとした内装

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暑い暑い夏がやってきました。現場では職人さんたちが扇風機をまわしながら仕事をしています。ありがとうございます。

 

写真は内装工事が進んでいる現場から。まだ下塗りの段階でしたが、室内に入るとなんともいえないふんわりとしたものに包まれるような雰囲気に仕上がってきていました。「あぁ、これこれ、やっぱりいい!」と心の中でつぶやいてしまいました。入った瞬間にふわっとなる感覚があって、なんとも癒さる仕上げなのです。室内も暑いけれど、かなり癒されて帰ってきました。天窓からの光も、壁が柔らかく光を受け止めながら室内に注ぎ込みはじめました。写真ではわからないかもしれないですが、ビニールクロスや既製品のものが見え隠れすると、空間がピシッとここからここまで、といったようにものすごくきっちりと決まってしまって同じ空間でも全く違った雰囲気になるんですよね。僕はどうもピシッっとしすぎるより、”ふわっ”とか、”ザラっ”とかどこか曖昧なものを併せ持ったやさしい雰囲気に仕上げていくほうが好きで、ついついお施主さまにもそういった仕上げの提案をしてしまいます。いい感じです。あともう少しだ、今後も楽しみ。